転職を考えるとき
転職する理由は人によって違います。
1. キャリアアップのための転職
2. 待遇改善のための転職
3. 肉体的、精神的に耐えられなくなっての転職
4. 会社や仕事が無くなって(倒産・解雇)の転職
4.のような、倒産や解雇による転職の場合には、他に選択肢はありませんから、出来るだけ良い条件で、次の仕事を探していく他ありません。 が、1~3の理由の場合、自分で選んで転職をすることとなりますので、余程考えて動かないと後で後悔することになります。
ただし、3.の場合、その職場で働くことが、精神的・肉体的に限界に近づいていると自分で感じているのなら、ある意味やむを得ない転職にあたるのではないかと思います。
1~2の場合は、現状差し迫った問題があるわけではないが、仕事の内容や地位の向上、または給与アップ、ワークライフバランス等を求めての転職を目指すこととなりますが、必ず現状よりもよくなるとは限らないので、十分に検討した上で行動する必要があります。
高度成長期から、働く人に「終身雇用」という価値観が根強く残っている中で、転職ということに対して負のイメージがあることは事実です。ただし、最近は若い人を中心に大きな変化が見られます。
それは早期離職率が上がってきていることです。
早期離職率(毎年の入社総数に対して、1年間で入社3年以内に離職した人の割合)については、厚生労働省が発表している「学歴別卒業後3年以内離職率の推移」で知ることができますが、大卒でも約30%の人が早期退職をしていることがわかります。
このことから、昨今の若者は、転職について負のイメージをあまり持たず、むしろ前向きにとらえているとも言えるでしょう。
前置きが長くなりましたが、今の私が直面しているのは、3.の「肉体的、精神的に耐えられなっての転職」です。
若い人でも、高い志をもって入社し、心も体も疲弊し、壊れていってしまう人があることは悲しいことです。
そこで、仕事は一つではないと考えて、壊れてしまう前に別の道を選択できていれば、と思うことがニュースなどをみると感じることがあります。
私は、若い人ではなく、アラフォー世代なのですが、幸いなことに今の会社に愛着もなく、開き直ることができましたので退職することにしました。
仕事を探すのは簡単ではないと思いますが、” 死んでしまうことを思えばなんとかなる!”と思っています。
転職して新しい人生を始めたいと思います。